■景観シミュレーションシステム
当社のシステム(2001年撮影)を例に説明します。
(下写真はCGルームのスナップです)
●景観シミュレーションを作成するには作業効率を高く、仕事をしやすくするために次の条件を満たす必要があります。
1. 予算の許す限り高性能なコンピュータを使用するように心がける。(難しい選択ですが・・)

2. 目的に合ったCGアプリケーションを使用する。(自分に合ったものであればよい)

3. ネットワークは必須。個人で作業をしている場合でもデータサーバーは設置しよう。

4. フリー素材、フリーデータ、などを出来るだけ用意する。(作業の節約になります)

5. 風景写真、都市のイメージスナップなど景観CGに役立ちそうなスナップをたくさん容易する。
●高性能なPCを必要とする訳
パソコンは仕事をする道具であり効率のよい機械ほどストレスも少なく、早く仕事を済ませることが出来ます。
景観シミュレーションなどを行う場合はパソコンの最高性能のところだけを使用するようなもので、計算スピードが速いに超したことはありません。(セレロン等で仕事をしていると早い機械との違いがよく分かります)また、作業効率のよさを考えると表示スピードも優先的に考える必要があります。当社の場合Open GLを多様するために「SiliconGraphics」社のPCをWSとして使用しています。(コバルトは早い)
景観デザインを行う際には何度も何度も三次元データを表示しながらリアルタイムに検討しなければならないために設備投資を怠ると極端に作業が遅れてしまいます。導入にあたり単純に価格だけで検討すると作業時間の遅さなどの問題により無駄な支出をすることにもつながりかねません。
●目的に合ったアプリケーションを使用する訳
このページを観ている方はそれなりにCG経験があると思いますが如何でしょうか?現在どのようなアプリケーションをご使用でしょう?当社の「NEWS」ページにフリーのラジオシティー対応ソフトが紹介されていますからそれを使用してもかまいません。(説明はすべて英語ですが)当社で主に使用しているCGアプリケーションはMAC版のSTRATA STUDIO PRO(会社が買収されて今現在ノンサポート状態)とかLighit Wave、STmageなどを使用しています。左の写真のに写っているようにマックとWINマシンを同時に使用しています。
そろそろ「MAYA」の導入も検討しているところですが何を使用しても表現にはあまり違いがないようです。(それぞれのソフトの違いより、作業する本人の技術に大いに依存するのです)強いて言えば計算方法の違いによるものがありますのでラジオシティーの表現とレイトレのみ対応のソフトの違いは理解しておく必要があります。
●アプリケーションの続き
景観シミュレーションを制作する目的の一つに「CGアニメーション」をあげる方も多く見えますので補足で説明します。当社の場合、あまり開発予算に余裕がないため(クライアントの皆さん仕事くださ〜い。)簡易 のノンリニアシステムを構築しています。(見せるのが恥ずかしいですが・・)パソコンはSiliconとVAIOを駆使して「PremiereとAfter Effects」をガンガン回しています。画質はDVのため劣化の問題ありません。最近の提出はDVDとかでOKの場合もありベータカムなどの必要もなくなってきました。
CGのメリットはデータそのものをそのまま編集することが出来るのでこの程度の用意があれば数年は大丈夫でしょう。一応HDTV規格の1920×1080ピクセルにも対応はしています。

■システム紹介は2001年に記載されたものです。
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